秋の健康診断キャンペーン

こんにちは😀東郷がじゅまるの樹動物病院です。
10/1～12/10の期間、秋の健康診断キャンペーンを開催致します❗
大切なご家族の体調の変化を見逃さないために、是非ご活用ください😄

当院では年２回の健康診断をおすすめしています！その理由としては、以下の2つが挙げられます。1つ目は、年をとるスピードの早さです。わんちゃんやねこちゃんは大人になってからの年をとるスピードが人間と比較して約４倍早いと言われています。そのため、１年に２回の検査は人間で言うと２年に１回の検査と同じ意味を持ちます。2つ目は、動物は私達とは異なり言葉で体調不良を知らせることができないということです。言葉を話すことができないわんちゃん・ねこちゃんは、私たち家族が何かおかしいなと気づいたり、何か症状が出たときにはすでに病気が進行してしまっているケースも非常に多いです。これらの理由から、人間以上に健康診断が重要であり、また、実際に体調不良がでてしまう前に病気の早期発見・早期治療につなげていくことができます。

①血液検査コース
　血球計算検査、生化学検査19項目、Cys-C（犬）、SDMA（猫）

健康診断として、基本的な血液検査の項目が一通り入ったコースです。肝臓の値、腎臓の値、貧血は大丈夫か？などなど、血液検査でよく見る項目を網羅しています。
それらにプラスして、初期の腎臓病を検出するために重要な検査項目である、Cys-C（犬）、SDMA（猫）も検査コースに含まれています❗近年非常に注目されている検査ですので、この機会に是非ご利用ください。その他に、二つのオプションコースもご用意しております。

血液検査オプション

T4検査

甲状腺ホルモンの値です。高齢になってくると犬では甲状腺機能低下症が、猫では甲状腺機能亢進症が増えてきます。検査してみるまで気づかないことも多いため、８歳以上のシニア期を迎えたわんちゃん・ねこちゃんには定期的な検査をおすすめします。

甲状腺機能低下症の多い犬：中型犬・大型犬
特に、グレートデン、オールドイングリッシュシープドッグ、ドーベルマン、ダックスフント、アイリッシュセッター、ミニチュアシュナウザー、ゴールデンレトリバー、ボクサー、コッカスパニエル、エアデールテリアなど
甲状腺機能亢進症が多い猫：すべての猫種

NT-proBNP

NT-proBNPは、心筋に負担がかかると分泌されるホルモンの一つです。心臓病になると心筋に負担がかかってきますので、こちらの数値が上昇してきます。従来、心臓病は聴診で雑音が認められたり、咳や疲れやすいなどの症状が現れた場合に、レントゲン検査や超音波検査を行って診断する必要がありました。
一方、このNT-proBNPは血液検査だけで、簡単に心臓病かどうかの評価が可能ですので、わんちゃん、猫ちゃんへの負担も少なく、雑音が出にくい心臓病なども早期発見することが可能です。
万が一、検査で異常がでた場合には、レントゲン検査と心臓の超音波検査を行い、どこに異常がでているのか、精密検査を行います。
心臓病の多い犬種や猫種の場合は特におすすめです。

心臓病の多い犬：チワワ、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、トイ・プードル、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア、ミニチュア・ダックスフントなど
心臓病の多い猫：メイン・クーン、ラグドール、アメリカン・ショートヘアーなど

②ベーシック画像診断コース
　胸部レントゲン検査・腹部超音波検査

人も動物も、現在死亡率の１位になっている病気は腫瘍（がん）です。しかし、腫瘍は末期になるまで症状が出ないことも多く、よく「血液検査で腫瘍は見つからないのですか？」と聞かれる場合がありますが、動物の場合、血液検査で見つけられる腫瘍の方が少なく、腫瘍が存在しても血液検査には全く異常がない場合も非常に多いです。さらに悪性の場合は進行するスピードも早く、気がついたときにはすでに転移が進んでいた、、、というケースも残念ながら存在します。
そのため、症状が何もなくてもシニア期に入ったわんちゃん・ねこちゃんでは定期的に画像検査を行い、腫瘍が出来ていないかや、各臓器の大きさや色味、結石などが出来ていないかなど、血液検査でカバーできないところを画像診断でしっかりと検査することが重要です。

腫瘍や病気が増えてくる年齢である、８歳以上の高齢犬・猫には特におすすめです！！

③安心健康診断コース
　血液検査コース＋画像診断コース

血液検査と画像検査がセットになったコースです。人間ドックのように全身の状態をしっかりとチェックすることが出来ます！また、血液検査と画像診断を組み合わせることにより、より正確な診断が可能になります。最もおすすめな検査コースです。